看護師の転職サイトを利用する際に、費用は一切かかりません!という表記を見たことはありませんか?大手のレバウェル看護も、転職を希望する看護師は無料で使うことが出来ます。しかし、疑問に思うことはありませんか?無料って紹介会社のお給料は大丈夫なのかと。転職サイトの仕組みについて見ていきたいと思います。
目次
目次
1.そもそも紹介料とは?
2.看護師がレバウェル看護を無料で使える仕組みについて
3.看護師紹介会社の料金・紹介手数料・違約金について
前提知識:紹介手数料の決まり方と相場
4.紹介会社以外の公共事業
5.まとめ
1.そもそも紹介料トラブルとは?
<職業紹介サービスとは>
職業紹介とは、「求人及び求職の申込みを受け、求人者と求職者の間の雇用関係 の成立をあっせんすること」(職業安定法第4条第1項)です。 あっせんを経て雇用関係が成立した場合に、求人者から職業紹介事業者へ手数料 を支払うという仕組みが一般的です。(引用:職業紹介サービス利用の注意点)
看護師転職支援サービスは、厚生労働省から許認可を受ける必要があります。
(レバウェル看護 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-309623)
レバウェル看護もしっかりと厚生労働省の認可を受けています。
また、この「有料職業紹介事業者」は、職業の斡旋にあたって求職者から費用を受け取ることが法律で禁じられています。
そのため、紹介会社に登録し、転職サポートを受けることに対し、費用がかかることは一切ありません。
2.看護師がレバウェル看護を無料で使える仕組みについて
【結論】看護師は無料で使うことが出来ます!!
看護師は無料で、転職先の紹介、履歴書などの添削、条件交渉などの転職サポートサービスを受けることが出来ます。
引用:レバウェル看護
看護師の採用を検討している企業が、紹介会社に人材を紹介してもらい、それに対して「紹介料」を支払っています。企業は紹介料を払い、求職者である看護師を採用しています。
紹介会社を使って転職活動を行うと、ハローワークに行く時間が短縮できたり、転職先との交渉もしてくれたり、転職者にはメリットが多いです。
3.レバウェル看護の料金・紹介手数料・違約金について
レバウェル看護の料金などについて詳しくまとめました。
・入職課金の完全成果報酬
・紹介手数料については記載なし 相場は年収の20~30%
・早期退職に至ってしまった場合の返金保証期間がある
入職課金の完全成果報酬
一般的な求人広告は、求人を掲載するだけで費用がかかります。ある転職サイトは、「ワンクリック」されると、掲載企業に100円の費用がかかると言われています。費用をかけたのに、一人も求人が出来なかったということも起こるかもしれません。
レバウェル看護は「入職課金の完全成果報酬」を採用しています。これは、入職後に初めて料金が発生します。
採用までは、何回求人掲載しても、面接をしても費用はかかりません。そのため、ミスマッチが少ない採用が可能になります。
・紹介手数料については記載なし 相場は年収の20~30%
紹介手数料の記載なし 相場は年収の20~30%
レバウェル看護の紹介手数料については、詳細は記載はありませんでした。
紹介手数料の相場は、年収の20~30%と言われています。年収320万で採用が決まった場合、紹介料は64~96万円となると推定されます。
一人を採用するのに、70万円近くを紹介料として支払うことは、採用側としても大きな出費になってしまいます。逆に、紹介会社を活用して採用活動をしている病院や施設は、ある程度の経済的余裕があるということかもしれません。
財務状況が厳しい病院や施設は、採用費用がかからない公共事業などを活用します。
早期退職に至ってしまった場合の返金保証期間がある
紹介会社を活用して看護師を採用する場合、採用側はそれなりの費用を支払うことになります。せっかく費用を払って採用したのに、看護師が入職後すぐに退職してしまってはたまったものではありません。
一般的に紹介手数料には「返金規定」というものが設けられています。返金規定の内容は転職支援会社によって異なりますが、例えば「入職後1ヵ月以内に本人都合で退職した場合は100%返金」などのように全額返金をするケースもあれば、「3か月以内の退職は50%、半年以内の退職は10%」などのように、段階を設けているケースもあります。
この「返金規定」があることで、採用側は費用がむだになるリスクを減らすことができ、紹介会社としては、入職後もアフターフォローの充実や、ミスマッチの防止につながります。
近年、採用側企業と紹介会社との間にトラブルも報告されています。
レバウェル看護は、「返金規定」もあり、厚生労働省が認定する「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者認定制度」に入っています。
医療・介護・保育分野における 適正な有料職業紹介事業者認定制度
4.紹介会社以外の公共事業
公的事業としては、以下の2つがあります。紹介会社以外の公共事業
①ハローワーク
②都道府県の看護協会が運営するナースセンター
どちらも担当職員の数も少なく、紹介数も少ないようです。
5.まとめ
レバウェル看護は、転職を希望する看護師なら無料で利用する事ができます。しかし、採用企業は高めの紹介料を支払い、看護師を採用しています。この仕組みを理解して、転職活動でレバウェル看護に登録してみてはいかがでしょうか。
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